1人で仕事にも子育てにも完璧であろうとして、心身共に限界になってしまうね。
このままじゃ、メンタル崩壊しちゃうかもしれません。
そこで、今回はワーママがメンタル崩壊する原因と、それを防ぐための対策について紹介します!
- 育児と仕事の両立のコツ
- 周りに頼る勇気を持つこと
- 自分の時間を大切にする方法
ワーママをメンタル崩壊に追い込む5つの原因
ワーママがメンタル崩壊に陥る原因は様々ありますが、代表的なものを5つ挙げます。
ワーママのメンタルを蝕むのは、以下の要因が重なることが多いのです。
- 育児と仕事の両立の難しさ
- 周囲からのプレッシャー
- 自分の時間が持てない
- 家事の負担の大きさ
- 経済的な不安や悩み
一つ一つ見ていくと、どの原因もワーママにとって切実な問題だとわかります。
それでは上記の原因を詳しく解説していきましょう。
育児と仕事の両立の難しさ
ワーママがメンタル崩壊しやすい最大の原因は、育児と仕事の両立の難しさにあります。
仕事をしながら子育てをするのは本当に大変です。会社と家庭、どちらも手を抜けない状況に追い込まれるのです。
特に子どもの急な発熱で仕事を休まざるを得ない時などは、ワーママのストレスは最大になります。
- 保育園から呼び出しの連絡
- 会社に休暇届けの電話
- 子どもを病院に連れていく
平日の昼間に、子どもの看病で仕事を休むのは気が引けますよね。でも、子どもを置いて会社に行くわけにもいきません。
休めば周囲に迷惑をかけるし、でも休まないと子どもを危険に晒すことになる。
同僚の冷ややかな視線を感じながら、子どもの看病に追われるワーママ。育児休暇の申請書を書く手が震えるのを隠しながら、必死に上司に休暇を願い出る。
そんな板挟みの中で、心が限界までに達してしまうのです。
育児も仕事も手を抜けないからこそ、追い詰められているワーママは少なくないのです。
完璧な子育てと理想的な仕事の両立は現実的に無理があります。「どちらも少しずつ手を抜く勇気」を持つことが大切なのかもしれません。
周囲からのプレッシャー
ワーママを追い詰めるもう一つの原因が、周りからのプレッシャーです。
会社でも家庭でも、ワーママは周囲の目にさらされています。プレッシャーをかけられることも少なくありません。
特に義理の両親や子育て仲間からの「理想の母親像」を求める声は、ワーママを苦しめる原因の一つです。
- 子どもの服装や言葉遣いについて
- 家事や育児の方法論
- 仕事と家庭の両立について
義母から「お母さんなのだからもっと家事をしっかりして」と小言を言われたり、ママ友から「うちの子はもう一人で靴が履けるのよ」とマウンティングされたり。
周りからの心無い一言は、ワーママの心に突き刺さります。自分が理想の母親像からかけ離れていることを思い知らされ、落ち込んでしまうのです。
ストレスが溜まったワーママが、思わず子どもに八つ当たり。でも子どもに八つ当たりした自分を責めて、さらに落ち込む。
そんな悪循環を断ち切る方法はないのでしょうか。
周りからのプレッシャーに負けないためには、自分の子育てに自信を持つことが一番大切。「完璧な母親なんていない」と肝に銘じて、周りの声に惑わされないことです。
自分なりの子育てができていれば、他人の評価は気にしなくていいはず。自分を信じて、周りのプレッシャーをはねのけましょう!
自分の時間が持てない
ワーママにとって、自分の時間が持てないことも大きなストレス要因です。
仕事に子育てに家事に追われて、自分の好きなことをする時間がまったく取れません。息抜きもままならない状況が続くのです。
疲れているのに趣味の時間もゆっくり眠る時間も確保できない。そんな窮屈な生活に、誰だって息が詰まります。
- 休日は子どもの相手と家事で終わる
- 美容院に行く時間もない
- 友達とゆっくり会う機会がない
「今日こそは読書しよう」と思っても、育児や家事が終わった頃には疲れ果てて眠ってしまう。美容院の予約をしても、子どもの急な発熱でキャンセル。せっかくママ友とランチの約束をしても、保育園のお迎えに間に合わない。
せっかくリフレッシュしようと思っても、いつも子育てが邪魔をする。そのうちに「自分の時間なんて諦めよう」と投げやりになってしまうワーママもいるでしょう。
でも、いつまでも自分を犠牲にし続けるのは限界があります。時には家族に協力を仰いで、自分だけの時間を作ることも必要不可欠。心が弾む趣味の時間は、ワーママにとって特別なひとときなのです。
パパや両親にも頼って、「ママの自由な時間」を工面しましょう。自分を大切にできるワーママは、きっと子育ても仕事も頑張れるはずです!
家事の負担の大きさ
ワーママを苦しめるものに、家事の負担があります。
共働きでも、家事のほとんどがママの仕事という家庭は少なくありません。仕事で疲れているのに、家に帰ってからも家事が待っているのです。
家事の時間が思った以上に膨大なことに、ワーママは戸惑います。
- 毎日の食事の支度と後片付け
- 洗濯物を畳んでしまうこと
- 風呂掃除やトイレ掃除
「今日は早く帰れるから、夕飯の支度をしよう」と張り切って台所に立つものの、子どもがぐずって何もできない。ようやく子どもを寝かしつけても、一日の疲れが襲ってきて洗濯物を畳む気力がわかない。
休日も「掃除しなきゃ」「洗濯もしなきゃ」と家事に追われる毎日。いつの間にか「家事が楽しい」なんて思えなくなる。
食事の支度をパパに頼んでも、「味が薄い」「野菜が足りない」と文句を言われ、結局はワーママが台所に立つはめに。洗濯物をパパに任せると、大切な服が傷んでしまった。
頼れない夫に怒りを覚えても、結局は家事を自分でやるしかない。そんなことの繰り返しで、ワーママはどんどん疲弊していくのです。
でも、家事のすべてを一人で抱え込む必要はありません。時には手を抜いたっていいのです。そして、上手に家族に家事を割り振ることが賢明。
パパだって、できる家事はたくさんあるはず。子どもにも、年齢に応じた手伝いを頼みましょう。ワーママを家事から解放するには、家族みんなで家事を分担する意識改革が何より大切なのです!
経済的な不安や悩み
最後に、経済面の不安や悩みもワーママのメンタルに大きく影響します。
共働きとはいえパートやアルバイトで働くワーママも多く、収入面での不安は尽きません。将来のお金のことを考えると、気が重くなるのです。
教育費や老後資金など、将来へ向けたお金の不安は、ワーママの心をギュッと締め付けます。
- 子どもの教育費は足りるだろうか
- 老後の生活費は大丈夫だろうか
- もしものときの貯金は十分だろうか
子育て費用はどんどん膨らむし、老後の蓄えだって必要。でも、預金通帳を見ると貯金はわずか。将来への漠然とした不安に、胃が痛くなる思いです。
パパに「食費を節約しなきゃ」と言っても、”今を楽しめばいい”と取り合ってくれない。でも目先の生活だけでなく、将来のことを考えないわけにはいかない。
子どもが熱を出して、仕事を休んだ日は収入が減る一方。この先ずっと働き続けられる保証はないのに、一人で家計のことを考えなきゃいけない。
そんな経済的な重圧に潰されそうになりながら、ワーママは必死に働いているのです。
でも、お金の不安は一人で抱え込まないのが賢明。夫婦でよく話し合って、将来設計を一緒に考えていくことが大切。お金の管理は二人三脚で進めるのがベストなのです。
時には専門家に相談をするのもおすすめ。ファイナンシャルプランナーなどに家計のアドバイスをもらえば、漠然とした不安も和らぐかもしれません。
育児ストレスを和らげる3つの工夫
ここまで、ワーママをメンタル崩壊に追い込む5つの原因を見てきました。
でも、育児ストレスを和らげる工夫をすれば、メンタル崩壊を防げるかもしれません。
- 子どもと一緒に楽しむ時間をつくる
- 育児の役割分担を見直す
- 頼れる存在をみつける
育児ストレスに負けないためのヒントを、一つずつ詳しく見ていきましょう。
育児を楽しみながら、賢くストレス解消していくのが理想ですよね。
子どもと一緒に楽しむ時間をつくる
育児ストレスを和らげる一番の特効薬は、子どもとの楽しい時間を持つことです。
育児はつらいことも多いけれど、子どもの笑顔はママを癒してくれます。子どもとのスキンシップは、ママの心に安らぎを与えてくれるのです。
だからこそ、子どもとの触れ合いを大切にする時間を意識的に作りましょう。
- 子どもと一緒に散歩をする
- 子どもと公園で遊ぶ時間を作る
- 子どもと一緒にお料理をする
子どもと手をつないで近所を散歩したり、公園でボール遊びをしたり。休日は子どもとクッキー作りにチャレンジしてみるのもいいですね。
ふと手を止めて、そっと子どもの寝顔を見つめてみる。愛おしさで胸がいっぱいになるはずです。
「この子のためならがんばれる」。そう思える瞬間が、ワーママの原動力になります。
子育ての悩みで心が疲れた時は、子どものかわいい姿を思い出してみましょう。それだけでも、きっと心がほっこりあたたかくなるはず。
育児ストレスに負けそうな時は、「子どもは宝物」という気持ちを忘れないこと。それがストレスに負けない一番の秘訣かもしれません。
育児の役割分担を見直す
育児ストレスを軽減するために大切なのが、パパとの育児分担です。
ワーママの多くは、仕事をしながらも育児の大半を担っています。でも、育児はパパと二人三脚で進めるもの。うまく役割分担ができれば、ワーママの負担も減るはずです。
パパに育児を任せるのは不安かもしれません。でも、最初は小さなことからパパにできることを増やしていくのがコツ。
- お風呂に子どもを入れる
- 子どもを寝かしつける
- 保育園の送り迎えをする
「お風呂に入れるのはパパの仕事ね」と言って、バスタオルを渡してみる。子どもを寝かしつける役目をパパに頼んで、その間にゆっくりお茶を飲む時間を作る。
最初のうちは、パパも戸惑うかもしれません。でも、やる気になったパパはきっと新米パパなりに努力してくれるはず。時には失敗もあるでしょう。でもそれもご愛嬌。温かく見守ってあげましょう。
「子育ては二人でするもの」というメッセージを、パパに伝え続けることが肝心です。
ワーママだって完璧な子育てなんてできません。パパも育児に参加して、二人三脚で子育てを進めていけたら最高ですよね。
育児の役割分担を通じて、パパとの絆を深めることもワーママにとっては大きな励みになるはず。苦楽を共にするパートナーとして、パパを頼りにしていきましょう。
頼れる存在をみつける
ワーママが孤独を感じずに済む方法が、頼れる存在を見つけることです。
一人で育児の悩みを抱え込むから、ワーママはどんどん疲れていくのです。でも、気軽に相談できる相手がいれば、ストレスを溜め込まずに済みます。
身近な存在として両親やママ友、同僚など、色んな人に助けを求めることが大切。
- 両親に育児の悩み相談をする
- ママ友と育児の愚痴を言い合う
- 同僚に仕事と育児の悩みを相談する
実家の母に電話をして、子育ての悩みを打ち明けてみる。公園で偶然会ったママ友と、子育ての愚痴を言い合う。職場の先輩ワーママに、仕事と育児の両立の悩みを相談する。
誰でもいい。共感できる誰かに「実は私、育児でカッとなっちゃって…」と打ち明けるだけで、きっと気持ちは軽くなるはず。一人で完璧な子育てをする必要なんてないと、優しく言ってくれる人がいると心強いですよね。
オンラインのママコミュニティに参加するのもおすすめ。全国のワーママとつながれるので、悩みを共感し合えます。子育ての先輩ワーママからアドバイスがもらえることも。
実は誰もが育児で悩んでいるのだと知ると、ワーママも安心できるはず。みんなそれぞれ試行錯誤しながら、必死に子育てしているのです。
一人で抱え込まずに、色んな人に頼ることがワーママの心の健康にはとても大切。「ひとりじゃない」と思えたら、育児ストレスにも負けずに済むでしょう。
仕事の悩みを解消する3つの方法
子育てだけでなく、仕事の悩みもワーママを苦しめるもの。
仕事をしながら子育てをするのは、本当に大変なことです。職場の理解が得られないと、ワーママのストレスはさらに増してしまいます。
- 上司や同僚に相談する
- 優先順位をつけて仕事を整理する
- 勤務時間内で仕事を終わらせる
仕事の悩みを和らげる3つの方法を、詳しく見ていきましょう。
仕事も育児も手を抜かずに頑張るワーママは、まさにスーパーウーマン。でも、仕事の悩みに潰されないためには、色々な工夫が必要不可欠なのです。
上司や同僚に相談する
ワーママが仕事の悩みを解消するには、職場の理解が何より大切。
ワーママの事情を知らない上司や同僚は、時に冷たい態度をとることもあります。急な休みや早退が多いと、白い目で見られてしまうのです。
でも、ワーママの状況をきちんと説明すれば、理解者は必ず現れるはず。勇気を出して、上司や同僚に相談することが肝心です。
- 子育てと仕事の両立が難しいと上司に伝える
- フレックスタイム制度の利用を提案する
- 子どもの急な病気の際は早退させてほしいと頼む
「実は子育てと仕事の両立に悩んでいて…」と切り出して、上司に相談してみましょう。フレックスタイム制度など、ワーママに優しい制度づくりを提案するのも効果的。子どもの急病の際は早退させてほしいと、あらかじめ申し出ておくと安心です。
最初は渋い顔をされるかもしれません。でも、ワーママの熱意は必ず伝わるはず。きっと少しずつ理解が得られるようになるでしょう。
「この人なら安心して仕事を任せられる」。そう思ってもらえるよう、仕事では誠実な姿勢を見せ続けることが大切です。
ワーママだからと言って特別扱いを求めるのではなく、「仕事も子育ても全力で頑張っている」と胸を張れる自分でいたいですよね。
上司や同僚の理解者を増やすことで、心強い味方を得られるはず。「私はひとりじゃない」と思えたら、きっと仕事の悩みにも立ち向かえるでしょう。
優先順位をつけて仕事を整理する
ワーママが限られた時間で効率よく働くには、仕事の優先順位づけが欠かせません。
目の前の仕事に追われて、大事な仕事を後回しにしてはいけません。ワーママにとって時間はお金よりも貴重なのです。
仕事が山済みになった時は、優先度の高い仕事から着手することを心がけましょう。
- deadline が近い仕事から片付ける
- 重要度の高い仕事に時間を割く
- 進捗状況を上司に逐一報告する
まずは期日が迫っている仕事から確実にこなしていきます。どうしても終わらない時は、早めに上司に相談。納期の延長を依頼するのも手段の一つです。
「この仕事は任せて大丈夫」と思えるような仕事ぶりを、普段から心がけておくことも大切。信頼を得ているなら、多少納期が遅れても叱責されずに済むはず。
そして、重要な仕事には集中して取り組むことが肝要。メリハリをつけて、ワーママならではの時間の使い方をするのです。
「この仕事が終われば、保育園のお迎えに行ける」。そんな風にご褒美を設定するのもおすすめ。メリハリをつけて働くためのモチベーションになります。
要領よく仕事をこなすワーママの姿は、周囲の目にもきっと輝いて映るはず。ワーママだからこそ身につく仕事術は、あなたの誇りにもなるでしょう。
勤務時間内で仕事を終わらせる
ワーママが心身ともに健康でいるには、勤務時間内に仕事を終わらせる習慣が何より大切。
「また残業か…」と嘆息するワーママの姿を、よく目にします。でも、終われない仕事に縛られるのは、ワーママにとって一番良くないこと。
子育てに時間を割きたいワーママは、「定時で帰る」強い意志を持つことが何より重要です。
- 無駄な残業はしない
- 仕事は「ノー残業デー」を活用する
- 同僚に「子どものお迎えがあるので」と宣言する
「今日は定時で上がります」と上司に宣言するのも効果的。「子どものお迎えがあるので」とひと言添えれば、理解が得られるはずです。
「ノー残業デー」など、会社の制度も上手に活用しましょう。周囲の目が気になるなら、堂々と「今日はノー残業デーなので」と言上げればOK。胸を張って定時で帰る姿は、誰もがきっと認めてくれるはず。
最初のうちは帰りづらいかもしれません。でも、「ワーママは定時で帰る人」という認識が社内に浸透すれば、自然と理解は得られます。
意地でも定時で帰ることを続ければ、自然と要領のいい仕事術が身につくはず。ワーママのタイムマネジメント力は、仕事の効率アップにもつながります。
「早く帰って、愛する子どもに会いたい」。そんな一心で取り組めば、残業知らずの働き方もきっと実現できるでしょう。仕事もプライベートも、手を抜かずに全力で向き合えるワーママでいてくださいね。
今回は、ワーママのメンタル崩壊を防ぐための処方箋をお伝えしました。
ワーママは毎日大変なことばかりですが、一番大切なのは「自分を大事にする」こと。時には周りに助けを求めることも、ワーママには欠かせません。
周りの理解者に支えられながら、無理のない範囲で育児も仕事も楽しんでいきたいですね。
完璧なワーママなんていません。いつも頑張っているあなたを、心から応援しています!
まとめ ワーママが陥りやすいメンタル崩壊の原因と対策
今回は、ワーママメンタル崩壊の原因と予防策について紹介しました。
- 育児と仕事の両立の大変さ
- ストレス解消法の重要性
- 周りの理解と協力の必要性
ワーママは育児と仕事のどちらも手を抜けません。自分の時間が持てず、周囲からのプレッシャーも感じています。でも、子どもと楽しむ時間を作ったり、家族で協力し合ったりすることで、少しずつ改善できるんです。
ワーママのみなさん、今回の記事を参考に、メンタル崩壊を防ぐための工夫を取り入れて